2011/05/14(土)提携なしのドレスショップ
この春で5周年だそうです。提携なしでよくやってこられましたね。
需要を獲得できる秘密は、リーズナブルなレンタル価格です。紹介手数料やリベートを払う先が全くないから、そのぶん安くレンタルできるのが強みです。提携店のざっと半額くらいでしょうか?
リベート分を上乗せしていない代わりに、持込料の負担は一切していないそうです。原資がなければ当然でしょう。利用者にとっては、ハコに持込料を払ってもまだ安く済むのが魅力のようです。
ハコが要求する持込料なるものは、理不尽な気がします。式場の衣裳室や提携先の衣装店を利用しないなら銭を払え!という論理は、利権の凝り固りでは?
嫌なら裸で来い!と言っているのと同じですね。有利な立場を利用して契約を強要するのは、独占禁止法違反の疑いすらあります。
とはいってもブライダル業界は、旅行業界と一緒で、利権とリベートで塗り固められた世界です。要求できそうなものは、一応なんでも言ってみるのが常套手段なんでしょう。
衣装の持ち込み自体を禁止しているところはともかく、持込料は交渉次第・・というのが実状のようです。
どことも提携しないドレスショップは、ハコからの客の紹介はゼロです。自分で集客しないといけません。初めのころはブライダル誌に広告を載せていたそうですが、途中からやめています。インターネットでの集客数が増えてきたからです。
こういうスタイルのショップは、インターネットで宣伝したほうが効果的かもしれません。