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2009年08月20日の記事

2009/08/20(木)RAWデータと画像処理

 デジタル一眼レフを使って、高画質の写真を楽しもうと思ったら、RAW データの取扱いは避けて通れません。カメラ内で「現像」する JPEG データが、悪いとか劣るとかいうつもりはありませんが、RAW データを活用しないのは、もったいない話です。

 と言いつつ、いま使っているナナデジは、メモカメラ代わりだから、RAW モードで撮影する機会は、ほとんどありませんでした。620万画素の APSC カメラで、ここ一番!の写真を撮る気になれなかったのも一因です。

 一度だけ、結婚式でナナデジを使ったことがあります。このときも JPEG モードで撮影しました。膨大なスナップ写真をあとからネチネチ現像するなんて、時間と労力の無駄です。画像処理の練習をするのには、いい機会だとは思いますが・・・
 デジカメのスペックが低いから RAW モードで撮らなければいけない・・というのは、後ろ向きの考え方だと思います。

 RAW データを自分で「現像」するのは、自分好みの写真を手にするためです。
 カメラが自動的に現像した JPEG 画像でよければ、わざわざ RAW モードで撮るのはメモリの無駄喰いだし、余分な手間が掛かります。RAW で撮るのは、画像処理を前提とした撮影です。

 一方、最近のデジイチには、パソコンを使った画像処理に頼らなくても、カメラ側で画像を加工できる機種があります。ほかのカメラで撮影した画像はできないみたいですが、パソコンを持たないひとでも画像処理を楽しめるのは、いままでにない機能です。

 カメラ側の機能を使うか、パソコンの画像ソフトを使うかは、人それぞれです。個人的には、Phtoshop で加工するほうが自由度が高いし、しっくりきますが、それなりのパソコン環境を持たないひとにとって、カメラの画像処理機能は魅力に感じるはずです。
 初心者でも RAW データが手軽に使えるのは、普及機にはあってもいい機能かもしれません。
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