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2009年08月24日の記事

2009/08/24(月)画像処理マシンのスペック

 いま使っているパソコンは、ノート型以外はすべて自分で組み立てました。メーカー品は、使わないソフトがいっぱい入っていて割高だったし、自分の好きなようにしたかったからです。
 いまでは、自分でパーツを買ってきて組むよりも、既製品のほうが安く済みます。BTOとかいって、一部のパーツを指定して組み替えられる機種もあります。

 画像処理をするパソコンは、それに特化した専用機にするのがベターです。あれもこれも1台のパソコンでこなそうとすると、無駄な機能を抱え込むことになります。
 とはいっても、画像処理は重たい仕事です。かなりハイスペックな仕様でないと、満足のいく作業はできません。必要のない機能をバッサリ削る代わりに、お金をかけるべきところにはかける・・という考え方が必要です。

 パソコンの性能や速度を語るときに、CPUの性能を重視する傾向があります。予算があれば最速であるに越したことはありませんが、あえて最速である必要はないと思います。
 最新最速のCPUは割高です。クロック数が少し違うだけで、倍以上の価格差があります。その分をメモリ増設などに回したほうが、処理スピードが上げられます。

 音声が必要な動画や音楽をやらないのなら、サウンド機能はどうでも構いません。オンボードのサウンドチップで十分です。
 その代わり、画像を表示するグラフィック機能は、オンボードでは不十分です。拡張メモリの一部を使うのでメモリ容量が目減りするのと、フィルター効果が正確に反映されないなどの弊害を生じます。
 3Dゲームをやるわけではないから、高速な機能は要りませんが、単体のグラフィックボードを使うのが原則です。

 デュアルモニターにするなら、それに対応したグラフィックボードが必要です。(もちろんソフトも)
 高画質のモニターを2台購入するのは、経済的な負担が大きいので、普及型を2台並べるか、一点豪華主義でいくかは、人それぞれでしょう。
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