メッセージ

2009年08月26日の記事

2009/08/26(水)画像処理とビデオカード

 画像処理用のパソコンには、グラフィックカード(ビデオカードともいう)を使用します。オンボードのグラフィックチップでは、写真の加工には力不足です。
 ひと口にグラフィックカードといっても、種類があるし、値段もピンキリです。どのモデルを買ったらよいのでしょう?

 ハイエンドのものは、3Dゲームの再生速度を競っています。最新最速のカードは10万円以上します。デジタル写真は 2D だから、そこまでのスペックは要りません。
 ひとつ前のモデルで処分価格になっているものが狙い目です。発売時に数万円していたモデルでも、廃盤近くになると1万円前後まで下がることがあります。数千円で買えればラッキーですね。

 カード搭載のビデオメモリは、256MB 以上あればいいでしょう。512MB 以上なら申し分ありません。たとえ 128MB 搭載のモデルでも、オンボードチップで拡張メモリから拝借されることを思えば、御の字です。
 代表的なメーカーとしては、nDIVIA / GeForce と ATI / RADION が有名です。GeForce は 3D ゲームに強く、RADION は 2D 画像の表現に秀でているというのが定説でしたが、最近はどちらの性能も均衡しているようです。

 単品のグラフィックカードには、発熱量が大きいものがあり、ケースにある程度ゆとりのあるものを使用したほうがよさそうです。冷却ファンの音も大きめです。
 電力消費量が大きいパーツなので、ケースの電源部は、容量の大きなものを選ばないとトラブルの元です。200W 以上消費するものもあり、総容量 500W 以上は欲しいところです。(+12Vの容量にも注意!)

 電源部は、ケースを買うと自動的についてくるオマケ程度に思われていますが、パソコンのパーツのなかでは重要なもののひとつです。安物の電源部は、載せ替えるくらいのつもりでいてもいいくらいです。
OK キャンセル 確認 その他