2010/03/01(月)婚礼写真の画像処理
工事写真の画像処理は、いかに本物に見せるかがカギです。修整したのが見破られるようでは、目的を達成したとはいえません。
型モノ写真の修整と似てますね。ニキビを消したり、目尻のシワをのばしたりするのは、写真館のお家芸です。フィルム時代には、原板を鉛筆で修整していました。
黒鉛の乗った部分はプリントでは白くなります。トーンを出すために、柔らかい芯を使うのがコツです。自然に見せるには年季が必要でした。
「先生、何してるんですか?」と聞いたら、「証明写真を修整しとるんじゃ」という写真館もありましたね。証明写真は文字どおり本人を証明するものだから、修整しないほうがいいのでは?
その先生が言うには、就職など履歴書に使う写真は、見た目の印象が大事だそうです。よい印象を持ってもらうために、少しだけ手を加えるんだとか・・・
高い料金を貰うのだから、証明写真といえども手を抜かないのは、職人気質ですね。恐れ入りました。
写真のデジタル化で修整が楽になったとはいうものの、実際に顔立ちまで修整しているところは、それほど多くはありません。細かい部分の修正よりも、全体の色調や明るさの調整に力点が置かれているようです。
いつも同じ条件で撮影しているスタジオでは、そのまま出力しているのが普通です。いかに手間暇をかけずに済ますかが、デジタル写真の本筋だと説く講師もいます。
婚礼写真は、部分的な修整ではなく、派手な画像処理でイメージチェンジするほうが歓迎されているようです。ブライダル写真集の影響でしょうね。