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2009年05月01日の記事

2009/05/01(金)手ブレ防止の肩あて

 手ブレ防止に威力を発揮する三脚ですが、常時持ち歩くには長くて重いのが苦になります。億劫でついつい置いていくことがあります。

 カメラやレンズに手ブレ防止機能がついたり、デジカメが高感度対応になったりで、三脚の出番は少なくなりました。それでも、条件の悪い場所では、手ブレを起こすことがあります。
 肝心なときに手元に持っていない撮影機材の代表格が三脚です。

 三脚の他に一脚というアイテムもあります。自分の2本の足にもう1本足して、三脚の代わりにしようというものです。
 3本目の足にするためには、斜め前に突き出してアイレベルで使える長さが必要です。地面に垂直に立てたのでは、フラフラして安定しません。一脚は畳んでもある程度の長さがあるのが欠点です。
 いっそのこと杖代わりに使えれば、持ち歩くのに抵抗がないかもしれません。そういうタイプのものも市販されています。でも、便利なのはトレッキングのときだけですね。

 ショルダーストック(肩あて)という機材もあります。ライフル射撃と同じ要領で使います。これが結構安定していて、バカにできません。少なくとも1~2速分は稼げます。
 私が愛用しているのは、CULLMANN(カルマン)の肩あてです。卓上三脚の脚を回転させると肩あての形になります。2段に伸縮するので、肩との距離は調節できます。

 カルマンはドイツのメーカーで、日本ではLPLが取扱っていますが、肩あてタイプは現在ありません。もともと8ミリ映画時代に、ムービー用として出された製品なので、かなり前に製造中止か輸入中止になりました。
 ムービー用だから、縦位置にできないのが欠点です。いろいろ考えて、肩あての部分を下に向けて左の腕元で支える方法を編み出しました。これなら縦位置で使えます。

 一眼レフで使うならちょうどいい大きさの肩あてですが、動画対応のコンパクトデジカメには仰々しすぎますね。
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