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2011年04月08日の記事

2011/04/08(金)屋根の上は鬼門

 地デジアンテナを屋根の上に設置したくないのには、それなりの理由があります。昔、写真屋のオヤジさんに付き合わされて、屋根上にアンテナを立てたときに、危うく滑り落ちそうになったからです。
 それ以来、二度と屋根には上らないぞ!と心に誓いました。

 高い所がダメということではありません。「酸化セリウム」の先生がプライベートスタジオを造ったときは、高さ 5m の天井にスクリーンを吊るのを手伝いました。巻上げ側と受け側の位置を決めるのに、二人同時に上る必要があります。
 足場の上に脚立を載せないと届かなかったので、怖かったのは確かだけど、工事屋さんと二人でやり遂げました。

 天井高が 5m もあると、普通の吊り方では不都合が生じます。スクリーン長が無駄に長くなるからです。巻上軸にモーターを内蔵した特殊なウインチを昇降させ、床から 3m50cm あたりで宙吊りにする方法を採りました。
 このやり方だと、スクリーンは1本しか吊れませんが、ウインチを下ろせば床近くで簡単に交換できます。先生のところは、お客相手の写真館ではないから、これで十分です。

 スタジオの建物は平屋でも高さがあります。母屋も平屋ですが、ずいぶん高い家です。スタジオよりも高いかもしれません。先生に聞いたら、屋根が大きく見えるよう、傾斜をきつくしてあるんだとか・・・
 そのぶん瓦がたくさん要るとかボヤいてました。屋根裏部屋があるから、実質2階建てですね。昔の庄屋さんの造りです。

 こんな家の屋根に上るハメになっては一大事です。大震災の教訓で、「これからは太陽光で自家発電・・」という話をしたら、「それもいいが美観を損ねる」と、いたって消極的でした。せっかくの大屋根が台無し・・ということのようです。
 地デジのアンテナを屋根上にあげるつもりはなさそうです。(よかった)
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