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2011年06月02日の記事

2011/06/02(木)フルサイズの3層センサー

 3層構造のイメージセンサーもいいけど、135 フルサイズにも興味があります。ソニーのフルサイズ機α900 は、ちっとも安くなりませんね。1年前よりも実売価格が少し上がったのでは?

 この手の「正統派」一眼レフは、ソニーからはもう出ないような気がします。次期フラッグシップ機は、半透過ミラーの EVF だったりして・・・
 安くなる前に製造中止になる可能性が大です。購入資金が貯まるのと、どちらが早いか駆け競べの様相になってきました。
 シグマ SD1 と違って、こちらはまだ手が出る価格です。レンズもゴロゴロしてることだし・・・

 もし SD1 が、3層構造のフルサイズ機だったら、70 万円以上の価格設定でも受け入れられたと思います。実際に買えるかどうかは別問題として、少なくとも非難轟々の状態にはならなかったでしょう。手ごろな APSC 機を待ち望む声が渦巻くのは間違いないとしてもです。

 SD1 は、中継ぎ商品ではないか?と疑っています。フルサイズの3層センサーは、ほぼ実用レベルまで見えていて、歩留りの問題が解決すれば、投入時期を検討する段階まできているのでは?
 少なくともフルサイズが本命との認識は、メーカー側にあるはずです。

 発売時の実販価格を大手メーカーのフラッグシップ機と同程度と仮定すれば、SD1 の 70 万円というのは、あながちとんでもない価格設定ではないのかもしれません。
 APSC 機が 20 万円台で、フルサイズ機が 80 万円では、ギャップが大きすぎます。見込みユーザーの相場感覚を慣らすためにも、本命の価格帯に近い設定にしたと考えるのは、思い過ごしでしょうか?

 3層構造のイメージセンサーに拘る層は、作品志向のアドアマか写真作家です。APSC 機が本命ではないでしょう。仮に SD1 が手の届く価格だったとしても、「フルサイズはいつ?」という声が出るのは必定です。
 販売台数は見込めないものの、協力関係にある大手メーカーの意向を汲み、高めの価格設定にすることで、次期製品の下地をならすのが狙いだとしたら、なかなかしたたかですね。(考えすぎか・・)
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