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2011年06月26日の記事

2011/06/26(日)中判デジカメのレンタル

 シグマ SD-1 が発売になり、すでに購入したユーザーの使用レポートがネット上で散見されるようになりました。予想以上の高額だったにもかかわらず、発売時に買った人がいるんですね。

 こういうカメラこそレンタルに向いているような気がします。買えないから借りて使うというのが、レンタルのメリットです。
 ただアマチュアの場合は、カメラは一種のステータスです。持っていることに意味があるわけで、借り物では満足できないかもしれません。

 SD-1 を購入するなら・・と、よく比較されるのが PENTAX 645D とライカ M9 です。価格帯が似ているからですが、カメラとしてはまったく別物だと思います。
 645D か PHASE ONE か?というならわかりますが・・・

 業務用途の世界では、中判のデジタルカメラはレンタルがよく利用されているようです。百万円単位の設備投資は、そう簡単には踏み切れません。使用頻度が低い場合は、必要なときだけ借りるのが賢明な方法です。
 カメラ(例えばハッセル)とレンズが手元にあるなら、デジタルバックとアダプターのレンタル料金は、1回数万円で済みます。

 プロ機材専門のサイトを見ていたら、645D のレンタル価格が 25,000 円になっていました。レンズは数千円が相場なので、3万円ほどで利用できます。
 仕事で使う場合は、コスト計算して採算に合えばいいわけですが、アマチュアの場合は、お金を稼ぐためではないから、3万円の出費は重たいかもしれませんね。

 SD-1 のレンタルを希望する声がチラホラ出ています。実際に使ってみて納得できれば、高くても買いたい人が出てくる可能性はあります。
 プロ機材ではないから、アマチュア向けのショップに期待するしかないでしょうね。
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