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2011年07月29日の記事

2011/07/29(金)APSフィルムのデジタル化

 FUJIFILM が APS フィルムの終了を発表したことで、現像済の APS フィルム原板を持っている人は、画像のデジタル化を考えたほうがいいと思います。
 もちろん慌てた話ではありませんが、写真店が今度プリンターを入れ替えたときに、APS カートリッジに対応しない可能性が大きいからです。今なら APS から CD-R に焼いてくれます。

 個人的には、撮影済の APS フィルムはほとんどありません。唯一、沖縄に旅行したときに Vectis S2 で撮った写真があるくらいです。
 ミノルタにいた知り合いに頼んで、デモ機を貸してもらいました。どのくらい写るか試してみたかったからです。撮影が目的の旅行ではなかったので、ネガで撮りました。フィルム自体は見えないから、露光がオーバーなのかアンダーなのか、プリント結果で判断するしかないのが面白くないですね。

 一応、すべてハイビジョンサイズでプリントしたのですが、同行した人にあげたりしたので、アルバムは歯抜けの状態です。焼き増しもせずそのままになっています。
 ところで、あのコロコロしたカートリッジは、どこへ行ったんでしょうね。何本かあったから、カートリッジケースに入れた記憶があるものの、そのケースが見当たりません。

 引出しの中で APS フィルムがゴロゴロしている場合は、カートリッジの底面を見て、4番の四角い窓が白になっていれば現像済です。3番の×印なら撮影済で未現像、2番の半円形は途中まで撮影、1番の丸印が白なら未使用です。
 中央の軸にドライバーを突っ込んで回せば、簡単に変えられますが・・・

 135 の場合は、いざとなればコニミノのフィルムスキャナーがあるし、透過原稿が読めるフラットベッド式でデジタル化することも可能です。ところが APS は、対応機がないとお手上げです。
 システムが崩壊してしまったら何ともならない規格は、困りものですね。
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