2010/09/16(木)年寄りのデジカメ
キーボード操作に不慣れな高齢者でも、タッチパネルで直感的に操作できるのが、ハードルを低くしているようです。指先の操作で、文字が拡大できることも人気の秘密です。
ケータイでも同じようなことがありました。本人が望まなくても、親族が心配してケータイ電話を宛がうことがことがあります。大きなテンキーと、家族に直接つながるボタンだけのシンプルなケータイは、一時は品切れで順番待ちの状態でした。ボタンをひとつ押すだけで、親族と会話ができます。
デジタル家電は、いまや高齢者も大事なターゲットです。デジタル技術で多機能化して付加価値を訴求できるのは、比較的若い世代です。高齢者には、常用する機能が簡単に使いこなせる配慮が必要です。
デジタルカメラもそろそろ、そういう段階に差し掛かったと思います。お年寄りの中には、いまでもフィルムで撮影している人もいるでしょうが、現像処理する写真店は減少の一途です。歩いて行けるところにあるうちはいいのですが・・・
電源スイッチを入れて、ファインダーを覗き、シャッターボタンを押せば写真が撮れる・・・ そんなシンプルなカメラが安定して売れる素地はあると思います。
機能盛り盛りもいいけど、もっと簡単に写真が撮れる、記録を残せるカメラがあってもいいのでは?
リタイアするにはまだ早い気がしますが、趣味で手軽に使えるデジイチが1台欲しくなりました。コニミノのナナデジでは、性能の割に仰々しすぎます。コントロールグリップを外しても・・です。
パナのコンデジは、24mm からのズーム付きで気に入っていますが、ちょっと頼りないような・・・
APSC サイズのミラーレス機を横目で見ながら、各社の動向が気になる今日このごろです。