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2010年09月26日の記事

2010/09/26(日)ポジのデジタル変換

 DP店のミニラボ機は、ネガから A/D 変換して印画紙に露光します。レーザー露光方式が一般的です。ネガ以外に、ポジ(リバーサルフィルム)からもプリントできます。
 スリーブの場合は、ネガもポジも同じフィルムキャリアを使います。プリンター側で入力するフィルムの種類を切り替える仕組みです。

 ブローニーは、専用のフィルムキャリアを使います。DP店だと、APS 用のキャリアはあっても、ブローニー用はないかもしれません。スタジオ撮影をしている店なら、装備していると思います。

 135 サイズのマウントされたポジは、専用のキャリアを使います。このパーツは数十万円するので、用意していない店が多いようです。
 病院や大学と取引していた店にはありましたが、最近になって機械を入れ替えていたら、やめてしまった可能性があります。いまはどこもデジカメに替わってしまいました。

 マウントから外したコマを不要なフィルムにつなぐ方法もありますが、手間が掛かるしエラーになりやすいので、受けてくれるところはないでしょう。
 マウントされたポジは、自分でスキャニングするしかないかもしれませんね。

 スライドコピアがあれば、デジタル一眼レフで複写する手もあります。スライドコピアがない場合は、ライトボックスを使います。雲台を三脚のエレベーター下部につけて複写台の代わりにします。
 その際、マクロレンズは必需品です。クローズアップレンズでは、周辺画像が乱れます。
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