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2009年06月04日の記事

2009/06/04(木)婚礼写真の地域差

 日本国内でも婚礼写真にお金をかける地域と、そうでもない地域があります。一般的に都会のほうがドライで淡白のようです。

 このブログにときどき登場する「酸化セリウム」の先生に、若い女性のアシスタントがいたことがあります。なかなか気の利く子で、先生は自分の娘のように可愛がっていました。
 結婚して退職することになりましたが、「いい子は早く片付く…」と残念がっていました。嫁ぎ先は、四国の商家だとか・・・

 その子の結婚式には、先生夫婦も出席しました。目をかけていた弟子だから、辞めたあとでもお祝いに駆けつけたかったんでしょうね。
 聞くと、結婚式の前撮りがしっかりあり、花嫁は大変だったとか・・・
 婚礼写真にドンとお金をかける風習があるようです。

 感材メーカー主催の営業写真コンテストでは、上位入賞のなかに四国・九州地方の写真館が目立ちます。人口比率からみて入賞者が多いから、四国は記念写真が盛んな土地柄みたいです。
 「なっちゃんの写真館」で有名な立木写真館も四国でしたね。写真家・立木義浩の実家です。
 型モノの婚礼写真をどのカメラマンでも同じレベルで撮れるようにと、理論的にシステム化しました。立木流を採用した写真館は、日本全国に多く散らばっています。

 よく名古屋の婚礼は派手だといわれますが、写真についてはそうでもないと思います。
 紅白の幕をつけたトラックに嫁入道具を満載して・・というイメージから派手といわれているだけで、結婚式にかけるお金は、全国平均とあまり変わりません。(ブライダル誌の統計資料によれば・・ですが)
 そういえば、紅白幕をつけたトラックなんて、最近はとんとお目にかかりませんね。
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