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2009年06月07日の記事

2009/06/07(日)何日も続くインドの結婚式

 インドの結婚式は、何日もかけてやるのが普通だそうです。今回は花嫁が日本人で、日本から親類が来るということもあり、日程を短縮してもらいました。それでも2日間で、パーティーが3回です。

 現地に着いた日の夜に、親戚だけ集まって、顔見世のパーティーがありました。夜10時ごろのスタートです。
 親戚だけといっても100人近くいたと思います。夜遅いのに小さな子供まで参加していました。インドの夕食は遅く、食べたらすぐ寝るのが習慣になっています。肥満体が多いのは、こうした食生活が関係しているようです。

 音楽に合わせてダンスを踊るひとがいました。インド映画を見ていると脈略もなく突然ダンスが始まる・・あれとよく似た感じです。
 ダンスの上手いひとは、サリーの着こなしも普通の人とはどこか違います。子供でもダンスを踊れる子は、それらしい服装をしていました。きっとダンス教室かなんかに通っているんでしょうね。

 夜11時近くになっても、一向に食事が始まる雰囲気ではありません。そのうち、衛生上問題があるとかで、日本人グループはホテルに帰って食事をすることになりました。
 新郎のお父さんが厨房を覗いて、これはヤバそうと判断したみたいです。結局、この日の夕食にありつけたのは日付が変わってからでした。
 ルームサービスで運ばれたカレーとナンは、2人前くらいありました。お腹がすいていたこともあってペロリと平らげ、そのままゴロンです。インド人と同じパターンとなりました。

 翌日は結婚式の本番です。昼ごろに儀式が始まり、新郎新婦と祈祷師の3人だけで、小さな囲炉裏にゴマや香を焚く行事が延々と続きます。両親や親族は周りでただ見ているだけでした。
 このあと別室で立食のランチパーティーです。新郎の家族と日本人メンバーは、隣の部屋で椅子に座って食事しました。普通はこういうふうではなくて、皆と一緒に食事をするのだと思います。

 そしてその夜、これからが結婚披露パーティーの本番です。その盛大さにはビックリしました。これがインドか・・・
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