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2009年06月13日の記事

2009/06/13(土)インドの食事と衛生事情

 インドといえばカリーの本場です。スープを飲んでも煮物を食べても、日本人の感覚でいえば全部カレーの仲間でした。

 初めて口にしたときは、香辛料の香りがツンと鼻をつきましたが、食べているうちに慣れました。長いことインドにいたら、料理ごとの微妙な味の違いがわかるようになるかもしれません。
 あまり辛くない料理にも必ず香辛料が使われていて、スパイス系がダメな人は食べられるものがなくて困っていました。カットフルーツやジュースは、危ないから口にしちゃダメ!と言われるし・・・

 インドの水道水は、そのままでは飲めません。飲めばまず間違いなくお腹をこわします。生水がダメということは、氷もダメです。栓が開けてないミネラルウォーター以外の水は絶対飲むな!と警告されていました。
 ということは、野菜や果物を洗った水はよくない水です。食器やフォークもきちんと拭いてから使ったほうがいいとの話でした。
 いくらなんでも、ホテルのレストランで、皿やフォークをゴシゴシ拭くわけにはいきません。地元の人に失礼です。私はそのまま使いましたが、女性陣は神経質に拭いていました。(ごくろうさま)

 火を通してないもので食べてもいいのは、1本ごとのバナナや皮を剥いてないイチジクなどです。生ジュースは紙パックに入ったものを飲みました。マンゴージュースは美味しかったです。
 ホテルで、スイカジュースをコップについで飲みました。まさかスイカを水で薄めてジュースにすることはないだろう・・と考えたのですが、加工した過程がはっきりわからないので、ひょっとするとヤバかったかも・・・(別に何ともありませんでしたが)

 カリーにしても煮物にしても、肉系のものは少なかったですね。ヒンドゥー教徒は牛を食べないし、イスラム教徒は豚を食べません。肉系のものがあったら、チキンかマトンです。
 インドでは、健康上の理由ではなくて、宗教上の理由からベジタリアン(菜食主義者)が多いのが特徴です。飛行機のなかでも、英語で「私はベジタリアンだ」と叫んでいた女性がいました。機内食は たいていチキンです。あの人、うまく食事にありつけたでしょうか?
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