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2009年06月10日の記事

2009/06/10(水)スリル満点!インドの道路

 結婚式をやったのは、デリーから400kmほど東に行ったラクナウという地方都市です。飛行機で1時間くらいかかりました。
 ホテルと宴会場の間を車で何回も往復しました。現地の人が手配してくれたタクシーのようですが、車種はバラバラで日本のタクシーとは違います。初めは新郎の友人の車だと思っていました。

 インドの交通事情はハチャメチャで、皆自分勝手に走ります。現地特有の自転車に駕籠をつけたリクシャーや、三輪自動車のオートリクシャーと、自動車やバス・トラックが入り乱れて走っています。
 それに歩行者と、ナント!牛までが一緒に歩いていて、よくこれで事故が起きないものだとビックリしました。もうスリル満点です。

 運転手はクラクションを鳴らしっぱなしです。前に遅い車がいるとビビー!、リクシャーの横を通るたびにビビー!、方向を変えるときもビビー!、少しの距離を走る間に何十回も鳴らします。
 日本でも大阪はクラクションをよく鳴らす土地柄だそうですが、そんなもんじゃありません。自分の存在をアッピールして、事故を防いでいるようです。

 通行帯は日本と同じ左側通行です。ただ違うのは、信号がないことです。信号があっても守らないから、あるとかえって事故が起きやすいのかもしれません。
 ホテルと空港の間に1ヶ所だけ信号がありました。20分ほど走って、たったの1ヶ所です。大きな交差点には警官らしき人が立っていましたが、ふんづまるとジャッジするだけです。

 助手席に乗りシートベルトをしようとすると、運転手は「No!」と手を横に振って、する必要がないと言います。日本なら減点1ですが、そんなことより護身のためにシートベルトをしたいんだけど・・・

 左のバックミラーが折り畳んであったので直そうとしたらグラグラです。次に同じ車に乗ったら、やはり畳んでありました。よく見ると仲間の車も左側は畳んだままのがあります。
 いつも追越車線を走るので、左のバックミラーがリクシャーなどに当たらないように畳んだままにしているようです。あの走りなら後ろを確認する意味はないみたいだし・・・
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