2010/08/20(金)星が見える平地の穴場
こういう情報は、天文ファンに聞くのが手っ取り早い方法です。彼らはそういう場所をよく知っています。ただし、マナーを守らないタイプと思われたら、教えてもらえません。
苗木の盛んな地域の植林畑とか、周囲を塀で囲まれた資材置き場は、格好の観測スペースとなります。天の川は見えなくても、目が慣れれば3~4等星くらいは確認できます。私有地だから、無断で立ち入ってはいけませんが・・・
自宅が郊外にあるなら、庭やベランダに衝立や幕で遮光して、簡易な観測スペースを作ることができます。要は、街路灯や近隣の人家の明かりをいかにカットするかということです。もちろん、自分の家の明かりもです。
もし自宅の屋根が開いて空が見えれば、電気を消すだけで立派な観測所になります。機材を運ぶ必要がないし、AC 電源は取れるし・・・
そんな発想で、スライド式のルーフを備えた、マイ観測所を建てる人がいます。小屋の中には、自慢の望遠鏡や観測機材がギッシリと・・・
天文ファンの夢ですね。遠くまで出かけなくても、自分の家なら好きなときに星が観られます。
我が家にも空き地があって、その可能性がないではありません。いまは草ボーボーですが、観測小屋が建てば、草むしりをせずに済みそうです。(発想が矮小)
ただ問題は、周囲の人家が2階建てで、壁をかなり高くしないと遮光できないことです。それと家族からの「弾圧」ですね。最終的には、物置小屋にされそうな雰囲気です。
そうならないためにも、近場に観測スポットを握っておくのが無難な選択です。いずれリタイアして暇ができたら、もう一度望遠鏡でスカイウォッチを楽しみたいですね。