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2010年08月27日の記事

2010/08/27(金)デジカメの多機能化

 写真の記録媒体がフィルムからデジタルに変わって、カメラの性能は飛躍的に多機能化しました。1万円程度のコンパクトカメラで、動画が撮れる時代です。

 赤目軽減は、フィルム時代でもありましたが、顔認識というのはデジカメからです。笑うと自動的にシャッターが切れる機種もあります。愛想笑いではダメなんだとか・・・
 結婚式では、ちっともシャッターが切れなかったのに、誰かの葬式では、やたらとヒットしちゃったりして・・・

 とうとうペットの顔まで認識するカメラが現われました。ペットも家族の一員だから、カメラに無視されては可哀想です。デジカメを買った動機が、ペットの写真という人もいるでしょう。ペット好きにはウケがいいようです。

 カメラをスイングすると、自動的にパノラマ写真に合成する機能が登場しました。きちんと写したければ、三脚を使ったほうが確実ですが、手持ちでも可能です。
 ある山岳写真家が、西穂高からパノラマ写真を撮ったときは、かなりの時間と手間が掛かったそうです。天候のよい日を見計らって、360°を中判カメラで十数カットに分けて撮影しました。それをデジタル合成する費用が高かったとか・・・

 いまでも西穂山荘で写真を売っていると思いますが、自分のカメラで簡単に撮れてしまっては、有り難味が薄れます。快晴の日まで何日も待ったそうだから、プロが苦労して撮った写真のようにはいかないでしょうが・・・

 露出の違う画像を合成して、ダイナミックレンジを稼ぐやり方は、多くの機種で採用されています。デジタル画像の弱点をデジタル技術で補うとは、考えましたね。
 連写した画像を合成して3Dにする機能も登場しました。これからもまだまだ多機能化は進みそうです。
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