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2011年03月06日の記事

2011/03/06(日)まいった!たかはし天文台

 「酸化セリウム」の先生がガラスの研磨剤を入手した先は、天体望遠鏡の自作パーツを通販している所です。その名も「たかはし天文台」。
 たかはし・・何となく天体望遠鏡を連想させる名前です。

 かの高橋製作所ではなく、そこのブランド「タカハシ」でもない、平仮名で「たかはし」というところがにくいですね。
 愛好家が個人的な趣味でやっているのかと思ったら、ナント!口径 1.2m の大望遠鏡を設置した、本格的な天文台でした。場所は岡山県高梁(たかはし)市です。名前の由来はこれですね。

 ホームページには、最新作の 50cm カセグレン式が紹介されていました。赤道儀も含めて、すべて手作り(自作)だそうです。焦点距離 6697mm F13.4 というのは、普通のカメラ愛好家には想像の域を超えています。
 テスト撮影の写真も載っていました。大口径望遠鏡は、集光力はあっても見え味が甘いものですが、なかなかよく撮れています。目で見たらきれいでしょうね。

 サイトを詳しく見てみると、60cm 鏡も 1.2m 鏡も自作でした。観測ドームは、建設中の写真が載っています。これも自作ですね。直径 4.2m ドームまでは価格表も載っていました。観測ドームの製作も請け負っているようです。

 自称「天文バカボン」のオーナーは、観測機材を作るのが生き甲斐みたいです。でなければ 1.2m の主鏡を自分で磨くなんてことはしないでしょう。サイトには製作方法も詳しく載っています。

 ホームページにこんな一節がありました。
 「このHPを御覧の皆さんの中から今後、日本人で口径1.2~2mを研磨する挑戦者が出て来て欲しいと期待するところです」
 まずいないでしょうね。恐るべし!たかはし天文台。まいりました。

たかはし天文台のホームページはコチラ
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