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2009年10月02日の記事

2009/10/02(金)写真集の増刷

 デジタル編集の写真集は、1冊から注文できます。なかには、実家の分も含めて2~3冊作るひともいます。同一データからの増刷は、たいてい割引価格になっているので、単純に2倍3倍というわけではありません。

 仮に、増刷分が半額だとすると、当人の分プラス両方の実家分の計3冊で、2冊分の料金となります。1冊10万円の写真集なら、3冊で20万円です。これ以上の冊数を頼む人は、まずいないはずです。
 半額というのは、かなり安いほうだと思います。MAXで3冊だから、もっと高く設定したいというのが業者の本音です。普通は2~3割引程度でしょう。

 本来は、結婚した当人と、新郎側・新婦側の実家用は、それぞれ内容を変えて編集するのが理想です。3冊とも同じというは、あまり感心しないやり方です。
 これまで結婚式の撮影を頼まれたときは、プレゼントする相手に応じて、中身を変えて作りしました。ページ数のほかに、アルバムの表紙や体裁まで変えたこともあります。

 当人用は、花嫁中心の編集が原則です。新郎の出番が多少減っても、花嫁が満足する内容を心がけます。彼はすでに嫁さんの尻の下だから、花嫁が喜べばそれですべてよしです。
 あまり付き合いのない親戚や友人は、入れないほうが無難です。表面的には親しそうでも、確証がなければカットします。

 新郎家の分は、なるべく新郎中心の編集にし、両親の出番を多くします。近い親族、例えば新郎の兄弟姉妹や祖父母は、漏らさないように気をつけます。写真集を見せたときに、本人が1カットもないようでは気を悪くします。
 親戚は、仲がいいか悪いかわからないので、一応漏れない程度に抑えます。相手方の親族は、ほとんど登場しなくても構いません。集合写真だけでもよいでしょう。

 新婦家用は花嫁中心だから、当人用と同じでも通ります。あとは身内の扱いをどうするかです。少なくとも両親と、兄弟姉妹・祖父母あたりまでは、当人用のものよりも露出度を上げたいところです。
 親戚の扱いは新郎家用と同様です。顔ぶれが変わるだけです。
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