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2009年10月09日の記事

2009/10/09(金)動画機能で変わるビデオ撮影

 いまどきのデジタルカメラには、動画機能が搭載されています。デジタル一眼レフでも、動画が撮れる機種が増えました。製造メーカーのCMでも結婚式のシーンが使われています。

 写真とビデオは別々に担当するのが普通です。フットワークが求められるスチール写真と、連続撮影のビデオでは、動線が違うからです。以前はカメラ自体が別だという事情もありました。
 動画機能がついたからといって、それを使うかどうかは微妙です。デジカメで動画を撮影するのは、使いづらい側面があるからです。

 動画も一緒に撮影したとして、それをどう利用するか?という問題もあります。メディアにまるごと焼いて、そのまま渡してしまうのもアリですが、それでは能がないような気がします。
 かといって、動画ソフトで編集するのも億劫です。ある程度の長さがないと、格好がつかないような気もするし・・・

 そんな悩みと関係なく、ゲストの連中は写真と動画を一緒に撮って、まるごと焼いたメディアをプレゼントするでしょうね。後からの利用方法は、当人達にお任せです。
 例え短い時間でも動画が手に入るなら、式場に高いお金を払ってビデオ撮影を依頼する必要はなくなります。結婚式のビデオは、撮りっぱなしの流しっぱなしだから、退屈なこと極まりないし、「一度見たら終わり」のシロモノです。

 いままでは、「一生に一度の・・」と勧められて、迷った末に注文していたビデオですが、これからは、迷わずに断る時代になると予想します。式場のビデオは高いですからね。
 無理して高額な設備投資をした式場は、泣くことになるかもしれません。挙式シーンは独占できても、披露宴までは握りこめないからです。

 その代わり、「動画もお願いね」と頼まれるケースが増えそうです。写真も動画もというのは、写真班としてはきついですね。
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