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2009年10月03日の記事

2009/10/03(土)写真集を2冊に分ける

 新郎新婦に渡す写真集は、ある程度のボリュームが必要です。10頁モノ1冊では貧相です。厚手の台紙でも20頁は欲しいですね。
 かといって、厚手で30頁は重厚長大です。挙式と披露宴を分けて、2冊組にするのも選択肢のひとつです。

 挙式の撮影は、指定業者しか認めない式場があります。こういう場合は、挙式だけは業者に頼むしかありません。画像データが入手できないときは、写真集も業者に依頼することになります。なるべく少ないページ数にして、コストを抑えます。
 その代わり、披露宴は自前で撮影して、別に1冊作ります。体裁が違っても、2冊組にすればボリューム感は出るはずです。

 ロケーション撮影をした場合は、イメージ写真中心のプライベート写真集と、セレモニーを記録した写真集に分けるやり方もあります。セレモニーの写真集は、同じものを計3冊複製して、当人とご両家用に充てれば、コストダウンが図れます。
 どちらかというと新郎新婦を重視した方法で、ご両家は付け足しです。もし、花嫁の実家がプライベート写真集も欲しがるようなら、同データでもう1冊複製すればよいでしょう。

 写真集をメニューにしている業者のなかには、同一データを縮小して、ミニサイズのものを低料金で刷り増ししていることがあります。振袖のデジタルアルバムでよく見かけるやり方です。
 持ち歩くのに便利なので、ユーザーのウケはいいようです。呉服屋や衣裳店にすれば、持ち歩いてもらうことで宣伝効果が期待できるから、サービス価格にしても採算が合います。

 ブライダル写真集の場合は、身内同士でサイズに大小の差があるというのは、あまり感心しないやり方です。予算をケチらずに、三者とも同じ体裁にするのが、同一データを使う場合の鉄則です。
 編集内容を変えるなら、体裁が変わってもいいと思いますが・・・
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