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2009年10月26日の記事

2009/10/26(月)集合写真の雛壇は日本製に軍配

 丈夫で長持ちがとりえのイタリア製ライトスタンドですが、集合写真に使う雛壇は、ヨーロッパ物よりは日本製のほうが使い勝手がよさそうです。

 フォトキナで見た現地製の雛壇は、確かに堅牢で丈夫そうでした。その代わり、筐体が大きく重量もしっかりありそうです。乗用車の後ろに引かれた荷台に雛壇を満載した写真が展示されていました。日本の道交法だと、牽引の免許が必要です。
 トラックなら牽引免許なしで持ち運べますが、雛壇のためだけにトラックを用意するのは合理的とはいえません。なんでこんな大掛かりな装置が必要なんでしょうか?

 日本とヨーロッパでは、安全性に対する考え方が違うのかもしれません。安全基準や法律が違う可能性もあります。人の命に関わることだから、安全対策が万全であるに越したことはありませんが、もう少しコンパクトにまとまりりませんかね。
 雛壇を満載した荷台を牽引して、事故を起こさなければいいのですが・・・

 日本製の雛壇は、アルミ製の組立式基部にアルミ板を渡したシンプルな設計です。数個口に分ければ、50人程度の集合写真が撮れる雛壇を一人で運ぶことも可能です。ライトバンなら後ろの荷台に収まる大きさです。
 アルミ製の踏み板には、「傷害保障」のシールが貼ってあります。強度的には問題ないということでしょう。実際に倒壊してケガをしたという話は、聞いたことがありません。

 3段程度なら、一番後ろでも90cmくらいの高さだから、落ちて怪我することはないでしょう。4段・5段になると、後ろに壁でもないと怖いですね。結婚式場の写真室は、最上段の後ろは壁になっているから、いくら高くても安心です。
 人数の関係で、一番上の段まで上がるハメになったら、なるべく中央寄りに立つようにしましょう。最上段の両端は、顔か歪んで写ります。式場の写真室は、あまり引きがないので、超ワイドレンズを使っていることが多いからです。
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