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2012年01月13日の記事

2012/01/13(金)MFOサイトを排除する方法

 購買意欲のないユーザーが MFO サイトを開いても、そこに自社の広告が出なければ、無駄なクリックによる課金は防げます。
 AdSense の場合は、Google 以外のサイトに広告を表示させないよう設定できましたが、Yahoo! には Yahoo! だけに表示させる機能はありませんでした。その代わり、広告を表示させたくないサイトを指定することは可能でした。ただし、モグラ叩きみたいに次から次と指定することになります。

 昨年 11 月に管理システムが変更になり、表示させたくない MFO サイトを指定できなくなりました。では、打つ手がないかというと、別の方法で対処できるようです。
 広告表示を「検索のみ」に設定することです。Google に近いやり方になりました。こうしておけば、意図しないサイトに勝手に広告が出ることはないでしょう。

 Yahoo! にしても Google にしても、リスティング広告は、広告料金がたくさん取れるように初期設定されています。広告表示される地域はなるべく広く、表示されるサイトもできるだけ多くなるように仕組まれています。

 表示エリアは「日本全国」がデフォルトです。地域密着型の企業・店舗が、うっかりエリア指定を怠ると、広告が日本全国で表示されて、アッという間に予算が底をついてしまいます。実際にそれでハマった写真スタジオがありました。
 Yahoo! は都道府県単位ですが、Google AdWords はそこから絞り込むことができます。例えば、神奈川県のほかに隣接する静岡県の一部エリアを含めたいときには、Google のほうが便利です。

 キーワードの入札単価は、Google の場合、「自動」を外して「手動」が選べます。自動のままにしておくと、クリック単価が高めに設定されるため、上位に表示されるものの、すぐに予算が底をつきます。自動引落だと思わぬ出費となります。
 リスティング広告は、写真館のような小規模な店でも手軽に始められる代わりに、運用は自己責任です。要点だけはきっちり押えておきたいですね。
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