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2012年01月21日の記事

2012/01/21(土)紛らわしい保険の広告

 親父の知り合いがグチをこぼしていました。掛金の振込が、ほんの少し遅れただけで、保険会社から矢の催促がきたそうです。
 テレビ宣伝につられて入った傷害保険です。かなり辛らつな言われ方をされたとかで、いたくご立腹でした。保険会社でなくて、まるでサラ金業者みたいだったとか・・・(やっぱりね)

 高齢者でも医師の診断書なしで加入できるって・・医療保険でなく傷害保険なら当然でしょう。寝たきり老人のほうが交通事故の心配もないから、かえっていいお客さんです。入院して保険金が出るのは、傷害保険はケガしたときだけです。
 さすがに最近では、こうした医療保険と紛らわしい宣伝をするところは減りましたが、お年寄を狙った悪徳商法には要注意です。

 相手の勘違いや誤解を利用して契約させる手段が横行しています。いいことだけ声高に宣伝し、都合の悪いことはダンマリを決め込む戦法です。
 金融商品は、元本割れなどのリスクを説明するよう法律で定められていますが、それ以外の商品は野放し状態です。形のない商品(保険や会員権など)は、期待する恩典が得られないことが往々にしてあるので、とくに注意したい品目です。

 サプリメントにしても保険にしても、いかにしてお年寄に月々数千円の金を出させるか・・これに血道をあげています。1回あたりの売上は小さくても、何ヶ月、何年と続けば大きな金額が見込めます。
 それが本当に必要で有用なものであればいいのですが、もし実効性のないものだとしたら無駄な出費になります。契約は、宣伝文句に隠れているリスクやマイナス面をよく検討してからにしたいですね。
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