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2012年01月23日の記事

2012/01/23(月)契約時に解約方法を確認

 企業が提供するサービスには契約がつきものです。携帯電話やインターネット回線、保険やクレジットカードなどは、必ず契約書を交わします。
 審査の結果、契約を拒否される可能性はありますが、申し込み自体は広く受付けています。中には、インターネットで簡単に申し込めるサービスもあります。

 ところが、いざそのサービスを解約するとなると、そう簡単にできない場合が多いようです。一筋縄ではいかないところもあります。
 保険なんかは、その典型でしょうね。入るときには、あんなにしつこく熱心に勧誘に来ていたのに、解約となると親身にとりあってもらえません。かなりの抵抗に遭うのが普通です。

 ほとんどの契約は、代金の支払をストップしてしまえば、規約に従って自動的に解約できるはずですが、何の通告もなしに不払いにするのは契約上信義に反します。不良リストに載ってもまずいし・・・

 解約方法がよくわからないサービスもあります。以前、PHS を解約するときは、ちょっと繁雑でした。ケータイと両方使うメリットがなくなったので、解約することにしたのですが・・・
 申し込む先がわかりづらいうえに、解約の書類を送ってもらうのに、理由や利用状況など根掘り葉掘り聞かれました。何とか思いとどまらせようという意図が見え見えです。
 解約の受付なんて嫌な仕事をしている人をいびるのは気の毒だから、「残念だけど長いことお世話になりましたね」と言ったら、ホロっときたのか解約書類を送ってくれました。内心は「ブルータスお前もか」だったでしょうね。

 クレジットカードの解約も一方的な通告ではできないのが普通です。全く使っていない親父のカードを解約するときは、事情を説明して解約の書類を送ってもらうまでが結構面倒でした。
 年間わずかの手数料でも無駄な出費です。年に1回来る自動更新のハガキを頼りに、年寄り独りで解約手続するのは難しいと感じました。

 どんな契約でも、申し込むときに解約方法を確認しておいたほうが賢明です。簡単に解約できない、あるいは解約方法がわかりづらいサービスは、敬遠したほうが無難でしょうね。
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