2011/03/26(土)Eマウント公開の行方
現時点では、「基本仕様は、所定の審査を経た上で、当社とライセンス契約を締結したレンズ、マウントアダプターメーカーに対して開示する予定」となっています。カメラはまだですね。
カールツァイス・コシナ・シグマ・タムロンから、基本仕様の開示について賛同のコメントが寄せられています。
ツァイスは、ソニーのロードマップを見てもEマウントのレンズを出す予定になっています。コシナはツァイスからライセンスを受けてレンズを作っている関係で、マウントアダプターの供給を考えているようです。
タムロンは、もともとソニー陣営の一角だから、この話に賛同しないわけにはいかないでしょう。
シグマは要注目です。CP+2011 では、ソニーのブースにEマウントレンズのモックがあったそうですが、レンズだけの供給を考えているのでしょうか?
コメントでは、「カメラシステムの充実・多様化が一層強化され・・」となっています。ソニーのシステム充実という意味で言っているようにも受けとれますが・・・
臭いのは「多様化」です。ソニー以外のメーカーからもカメラの供給があって、初めて「多様化」と言えるのではないでしょうか?
シグマは、デジタルカメラを販売しています。イメージセンサーメーカーの Foveon 社を買収し、3層構造の撮像素子を搭載した新製品を開発中です。
ミラーレス機にEマウントを考えているフシは十分あります。
仕様開示を間近に控えて、ニコンがEマウントで出すのでは?といった希望的観測まで飛び出すようになりました。もしそうなら、本当に「多様化」ですが・・・