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2011年10月21日の記事

2011/10/21(金)110から中判までのラインナップ

 PENTAX は、一眼レフのパイオニアと言われています。初代のアサヒフレックスは日本初の一眼レフ。2号機はクイックリターンミラーの元祖です。
 ペンタックスの商標は、ペンタゴナル・ダハ・プリズムから取ったとも、ラテン語のペンテコステ(五旬祭)をもじったとも言われていますが、ペンタプリズム説のほうがカメラらしくてしっくりきます。

 一時は 110、135、6x4.5、6x7 と、4種類のフォーマットサイズの一眼レフを揃えていました。ジナーの代理店をしていた時期もあったから、大判のシノゴやバイテンまで、幅広く扱っていたことになります。
 ニコンやキヤノンでも中判の一眼レフは未発売です。ニコンは、レンズだけは大判用まで供給していましたが・・・

 これまでにお世話になった PENTAX は、SP、ME、Z-1、MZ-3、LX Titan、645、6x7、そして番外編でジナー P です。数あるフォーマットの中で、Auto-110 だけは買いませんでした。使ったことはありますが、110 判ではちょっと物足りなさが・・・

 最近発売した PENTAX-Q は、昔の Auto-110 みたいな位置づけなのかもしれませんね。とすれば、Q よりフォーマットサイズの大きいミラーレス機を出す可能性は十分あります。
 一足飛びに、645D のミラーレスを期待する声も聞かれます。風景写真は、機動性のある一眼レフである必要はないからです。645D のボディー価格が高いのも理由のひとつでしょう。

 フィルム時代のレンズをまだ残していますが、135 フルサイズ機は未発売です。もし出すとすれば、ミラーレスの電子ビューファインダー式だと思います。
 LX のデジタル版を切望する声もあります。ただしコスト的な問題があって、実現は難しいでしょう。光学式ファインダーを踏襲するのは、これからはニコンだけになるかもしれませんね。

 ペンタプリズムがなくなっても PENTAX のブランドは変わらないと思います。名前の由来は、やはり「ペンテコステ」だったということですか。
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