2011/06/17(金)役に立ったブースター

 入梅してから雨が降る日が多くなりました。お隣が雨戸を閉めたのか、居間で地デジ放送を見ていたら、突然ブロックノイズの山です。チューナーのアンテナレベルを見たら 40dB 台。これではまともに映りませんね。

 ほかの局は、ちゃんと映っています。それでも受信レベルがかなり落ちていました。お隣の窓から抜けてきた電波を拾っているから、こうなるのは想定内です。
 エアコンの上に設置したブースターの蓋を開けて、UHF のスイッチを -10dB から 0dB に切り替えました。60dB 台に上がり、ブロックノイズは解消です。思った以上の改善でした。

 あのとき家内が同じ番組を見ていなくてよかったですね。PC モードでゲームをやっていたのが幸いでした。あとで確認したら、台所の液晶テレビは 70dB 台です。これなら「映らない!」と文句を言われずに済みそうです。

 それにしても地デジには、よく理解できない現象がいくつかあります。電波塔は1ヶ所で、出力は同じはずなのに、局によって受信レベルに大きな差があります。
 テレビ愛知だけは、他県への漏洩を防ぐため出力を3分の1に絞っています。岐阜テレビと三重テレビが、同じキー局の放送を流しているからでしょう。それでも 80dB 以上になっています。半数以上の局が 90dB 台なのに、なぜ 60dB 台や 70dB 台の局があるのか不思議です。

 電波塔とお隣の窓と我が家のアンテナは、一直線ではないだろうから、周りからの反射波が影響している可能性はあります。反射波は、気候などの条件によって複雑に変化します。
 理由はともかく、事前に練った作戦どおり、地デジの問題はクリアできたようです。ブースターを内蔵しない利得の高いアンテナに、外付けのブースターを併用したのは正解でした。予算をケチって、どれかひとつでも別の選択をしていたら、少なくとも1局は不安定な状態になったでしょう。(と、自画自賛)
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