2010/05/25(火)迷惑な訪問勧誘

 今回のコミュファに限らず、戸別訪問で勧誘に来た話でタメになった経験は皆無です。タメになるならないどころか、詐欺まがいの商法もあります。

 一番ひどかったのは屋根屋です。屋根が傷んでいるから補修したほうがいい・・という勧誘です。このときも家内がキッパリ断り切れずに、私がいるときに話を聞くことになりました。

 確かに漆喰がボロボロで、そろそろ補修を・・と考えていたときでした。どんな補修が必要か、インターネットで調べてみると・・・
 「本職の屋根屋が個別訪問して勧誘することはない」という記事を見つけました。そういうことをする業者は、たいていはインチキなんだそうです。

 点検と称して屋根に上って瓦を剥がし、ひどい場合には、その際にわざと瓦を割られることもあるとか・・・
 瓦を葺き替えるのではなく、既存の瓦の上から塗り固める手抜き工事で、法外な料金を請求する業者もいるそうです。

 勧誘に来たのは人の良さそうな兄ちゃんでしたが、商談で来たときには、ヤリ手のおとっつぁんが一緒でした。案の定、屋根を固める「新工法」の話です。(やっぱり)
 予算がないならクレジットで分割払いでもいいと、申込用紙まで用意していました。何としてもいまここで契約を取ろうという魂胆が見え見えです。

 もちろん撃退です。この一帯を回ったのか、その後ご近所で屋根の漆喰を補修する家がありました。その業者ではなく、なじみの大工さんに頼んだそうです。
 ついでにうちもやってもらえないか聞いてみました。漆喰は仕込みと寝かせが要るそうで、ちょうどよかったと引き受けてくれました。

 屋根屋が動けば大工が儲かる・・・
 インチキ屋根屋は困りものですが、ご近所共々、家を直すきっかけにはなりました。

2010/05/24(月)訪問勧誘員は百戦錬磨

 戸別訪問で来る勧誘員には、絨毯爆撃をする部隊と狙い撃ちする狙撃兵の2通りのタイプがあります。エリア一帯をくまなく回り、脈がありそうな家をヤリ手が訪問するのが効率のいい作戦です。

 後日訪問で私が応対するハメになったときには、ヤリ手の「狙撃兵」を相手にすることになります。それが仕事だから、一筋縄でいかないしぶといタイプです。
 コミファの勧誘員もその口でした。予備知識のない人は、うまく丸め込まれてしまうかもしれませんね。

 今回は「得意分野」だったこともあり、かなり突っ込んだ話をしました。普段は「その気はない」とキッパリ断るだけですが・・・
 相手の痛いところを突いて質問します。知ってて聞くのは税務署員の常套手段ですが・・・ さて、どういう答えかたをするか?

 プロの勧誘員は、それなりの自信を持っています。自分が勧誘すれば、たいていの人は落とせると思い込んでいます。
 攻撃するはずが守勢に回って、うろたえていました。それでも何とか食い下がって決めようとする根性は、見上げたものです。

 回線よりもパソコンの更新が先だと言うと、「家電店でキャンペーンをやっていると思うが・・」と、購入時に契約を取られてしまうのを懸念している口ぶりです。自分の実績にならないからでしょう。
 「家電店?、デスクトップの既製品は買ったことがないから安心しなさい」となだめておきました。
 セールストークには長けていても、パソコンのことは詳しくないみたいで、「パソコンはすべて自作」と聞いた途端にギブアップのようです。

 「ここまで詳しい人は珍しい」と持ち上げたあとで、「これからも別の者が勧誘に来ると思うが、初めからまた同じ話を何回も聞くことになる」と、いまここで決めてもらったほうが後々精神的に楽だという言い分です。(なんじゃそれ?)
 残念ながら、同じ話を何度も聞くほど暇じゃありません。今度来たら門前払いですね。

2010/05/23(日)「光」の勧誘を撃退

 仕事が休みの日に、コミュファの勧誘員が自宅にやってきました。家内の差し金です。「奥さんが、ネットの速度が遅いとか…」と、呼ばれて来たという口ぶりです。

 インターネットの速度が遅いのは、回線の問題ではなく、パソコンのスペックが古すぎるからです。「光」云々の前に、マシンを更新しないといけません。
 Celeron 1.2GHz、Windows 2000 と聞いて、「それではちょっと…」との反応。その割には、1.2 ギガをメモリーの容量(1.2GB)と勘違いしているみたいで、「古いのに結構積んでますね」と、ピントのずれた話をしていました。

 「工事代が無料」を強調するので、「野中の一軒家やビルの1室だけというならともかく、工事代を払ったなんて話は聞いたことがない」と言うと、「NTT は一部で工事代を取っている」と他社の話にすり替えです。

 例によって、「電話も光に替えるとお得」の決まり文句です。NTT の電話料金は、ネット回線とは別モノです。他人の米びつに手を突っ込むような話に耳を貸す気はないですね。
 停電のときに 110 番や 119 番につながるの?と聞いたら、「・・・」です。イエデンは何かあったときのライフラインです。災害・事故のときにつながらない電話では、頼りないですね。

 1Mbps あたりのコストの話をしようとするので、「どのくらいの速度が出るのか判らないのに意味がない」と制止しました。
 CATV の回線は 5Mbps の契約で、ゴールデンタイムに約 4.7Mbps 出ている話をしたら、「それは優秀ですね」と正直な反応。100Mbps の光に替えても 50Mbps 程度出れば御の字のようです。
 「20メガ出ていたら文句を言っても始まらないみたいだね」と向けると、また「・・・」でした。(ズボシだったか?)

 電力会社とは地デジの件でもめている話をすると、それほど親密な関係ではないとの言います。資本を出しているのに、親密でないとはどういうこと?
 我が家は、KDDI や au とも無縁だし、家庭に慌てて光を引く情況ではないから、何を言われてもパスですね。
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