2010/05/19(水)LINUXのセキュリティー

 Windows と違って、LINUX はウィルス感染の危険性が低いと言われています。本当に何もしなくてよいのでしょうか?
 LINUX 環境だけで使用することは、いまのところなさそうだから、一応ファイアーフォールやウィルス対策は、しておいたほうが無難な気がします。

 10.04 にはファイアーウォールのソフトが入っていないようです。「Ubuntu ソフトウェアセンター」で Gufw というソフトを検索して、インストールしました。
 「システム」>「システム管理」から「ファイアーウォールの設定」を選びます。パスワードを打ち込んだあと、「ファイアーウォール」の画面で「動作中」にチェックを入れれば、機能が有効になります。

 次はウィルススキャンソフトをインストールします。「Ubuntu ソフトウェアセンター」から ClamTK で検索したら、ウィルススキャンソフトが見つかりました。
 インストール完了後に、「アプリケーション」>「アクセサリ」とたどると、「ウィルススキャナ」という項目が追加されていました。

 早速開いて確認してみると、「起動時の設定」で、「アンチウィルスエンジンのアップデートをチェックする」が ON になっていました。定義ファイルは自動的に更新されるようです。

 ここまでやって、「アクセサリ」の中の「ディスク使用量の解析」を開いて見てみると、残りの利用可能領域が 288.3MB になっていました。既に 91.9% 使用しています。
 右側に検眼のときに使う穴あきリングみたいなチャートが表示されていて、隙間がほとんどなくなっています。使わない機能やアプリケーションを削除したほうがよさそうです。

 容量の大きな USB メモリーに買い換えるくらいなら、もう1台ハードデスクを入れたほうが、コストパフォーマンスはいいでしょうね。

2010/05/18(火)Thunderbirdを日本語化

 Ubuntu 10.04 には、メールソフトの Thunderbird が入っていませんでした。「アプリケーション」>「Ubuntu ソフトウェアセンター」から、「インターネット」>「メール」とたどってインストールします。

 GIMP のときとは違い、そのままでは英語版です。WEB サイトから日本語版を引いてきてもいいのですが、ファイルの展開先がイマイチよくわかりません。ここはセオリーどおり、「システム」>「システム管理」>「日本語環境セットアップ・ヘルパ」を起動します。
 パスワードを入力し、「Thunderbird メール/ニュースクライアント」と「Thunderbird の日本語表記データ」にチェックを入れ、OK します。
 再起動しなくても日本語化が完了していました。

 一連の作業が、コマンドを打ち込まなくてもできるのは、初心者にとって便利です。GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)は、Mac や Windows と変わりませんね。
 インターネットプロトコルの次世代版 IPv6 を一旦無効化して、ブラウザーの速度を上げたいときなどには、コマンドの打ち込みが必要ですが、通常の使用なら GUI 環境のままでいけそうです。

 Firefox で Flash の再生をするソフト Ubuntu restricted extras をインストールしている最中に、ディスクの容量が足りない・・という警告が出ました。ゴミ箱を空にするか、ファイルの一部を他のディスクに移動するようにとの案内です。
 WEB サイトからインストールして捨てたファイルがあったので、とりあえずゴミ箱を空にして、インストールを続行しました。無事完了です。

 起動ディスクの容量は 2.4GB 以上ということだったので、4GB の USB メモリーにしましたが、もっと容量の大きなものを用意したほうがよかったみたいです。
 データを保存して持ち歩くつもりなら、その分も確保しておく必要があります。8GB 以上のものを用意するか、不要なアプリケーションを削除するかですね。

2010/05/17(月)旧マシンとUbuntu

 USB メモリーに Ubuntu 10.04 を入れたものの、自宅の旧マシンでは USB メモリーからの起動はできません。できたところで、まともに動かないだろうし・・・
 せめてデモ画面だけでも動くかどうか、インストール CD を起動させてみました。

 CD ドライブにアクセスするのですが、待てど暮らせど立ち上がる様子がありません。定期的にアクセスランプが点くだけです。
 9.10 のときは、デスクトップ画面が表示されたのに、10.04 は全くダメでした。ビデオカードがサポートされていないのか、それともこのスペックでは使い物にならないということなのか・・・

 ところが、Ecolinux を立ち上げてアップデートマネージャをかけたら、Ubuntu 10.04 LTS 版へのアップグレードが可能・・というような表示が出ました。(本当にできるの?)
 Ecolinux 10.04 は、まだベータ版のはずです。Ubuntu という以上は、もろウブントゥだと思います。同じ Debian 系の Ubuntu 派生版だからでしょうが、うっかり話に乗って Ubuntu 10.04 を入れたら、きっとハマるでしょうね。

 新しい LTS 版には、サーバー用・デスクトップ用・ネットブック用の3種類があります。ネットブック用なら少しは軽いだろうから、旧マシンでも動く可能性はあります。
 アップデート・マネージャには、ネットブック版という表示はなかったので、きっとデスクトップ版だと思います。

 Pentium Ⅱの旧マシンでも動くようにと、わざわざ軽い Ecolinux にしたのだから、まだ慣れてもいないうちにアップグレードするのは、何かとトラブルの元です。
 Ecolinux は Ubuntu と同じ Debian 系で、アプリケーションの環境と操作感覚は似ています。もう少し使い込んで、LINUX が理解できるようにならないと・・・
 ハードウェアと OS の更新は、それからでしょうね。
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