魅力の薄いMini ITX2010/05/16(日)

 自分用に考えたことはないものの、パソコンの置き場に困る台所には、Mini ITX がいいように思います。Mini ITX といえば、CPU は Atom が代表格です。性能的には、ネットブック並ですね。

 AMD の CPU が使える Mini ITX マザーボードを調べたら、値段が高いのにビックリしました。筐体の大きさを問わないのなら、Micro ATX のほうが安上がりです。拡張性もあるし・・・
 最近、Athlon Ⅱ X2 260U/1.8GHz という TDP 25W の CPU を搭載した Mini ITX マザーが登場しました。価格は1万円台半ばと手頃です。
 CPU 単体での販売はしていないそうで、Micro ATX で使うことができないのが残念です。単体で売っていたら、235e じゃなくてこちらを買うのに・・・

 セットのマザボは、AM3/AM2+/AM2 対応で、拡張メモリーは DDR2-800 となっていますが、CPU 側のソケットは AM3 です。AM3 専用のマザボなら DDR3 で使えそうです。
 Atom よりも電力消費量が高い分、性能に期待したいところなのに、モニター接続がアナログだけというのは寂しい限りです。台所の PC は、液晶テレビがモニター代わりだから、HDMI 端子がよろしいような・・・
 マザボが選べるように、早く単体販売してほしいですね。

 調べていたら、OEM 向けの 3250e/1.5GHz という CPU をセットした Mini ITX ベアボーンキットがありました。CPU は TDP 22W と省電力です。HDMI/DVI/VGA の各出力に対応しています。
 チップセットは AMD 785G、ギガビット LAN や SATA/IDE 両対応など、欲しい機能が備わっています。お値段は3万円弱と、そこそこしますが、ケース・電源部・ファン・CPU クーラーも付いてだから、一概に高いとは言えないでしょうね。

 今年1月に発売されたようですが、売り切れたみたいで、販売している店が見当たりません。数が少なかったのか、未発売の CPU というだけで買う人が大勢いたのか?
 Mini ITX の検討は、オーディオ型の電源部が壊れたときの話です。それまでには、まだいろいろ登場しそうな気がします。

そろそろPCの熱対策を2010/05/15(土)

 4月は天候不順で「桜に雪」というところもありましたが、5月になったらさすがに陽気が夏めいてきました。すでに真夏日を記録したところもあります。
 そろそろパソコンの熱対策をしないといけませんね。コタツは仕舞ったものの、扇風機がまだです。早く出してこないと・・・

 うちのPCで熱に弱いのは、使用頻度の高いノート型と、家内のオーディオ型です。ノートはデスクトップ用のペン4直付け、オーディオ型ケースは排気が 5cm ファン×2と、いかにも暑さに弱そうなスペックです。
 いざとなれば、ノート型はキーボードをウチワで煽る手がありますが、オーディオ型はその手は使えません。毎年、夏ごろになると、上からスッポリ被す式の蓋を外して使っていました。中のパーツが剥き出しです。(道理でホコリまみれ)
 現在は、電気釜の下敷きです。蓋を外して・・というのは無理ですね。

 予算を圧縮するためには、使えるものはなるべく流用したいところです。電源部は旧タイプですが、4ピンの 12V は付いていました。IDE 用の電源ケーブルを SATA 用に変換すれば使えそうです。
 電源部の容量は MAX 200W です。TDP 45W の CPU なら、何とかいけると思います。あとは熱対策ですね。

 あまり高速なファンに換えると、騒音問題で揉めそうです。天板に電ドリで穴を開けて、吸気ファンを付けるのが一番効果的ですが、その上は電気釜だし・・・
 ま、電気釜を使っているときは、PC のスイッチを入れない、ということで・・・

 いずれは電源部がオシャカになりそうな気配です。特殊なサイズだから、交換するのは難しそうです。その時は、ケースごと交換でしょうね。
 壊れたとなれば、次のケースが多少邪魔でも許されると思います。それとも Mini ITX マシンに替えてやって、オーディオ型の中身をパソコンデスクの旧マシンに移植するか・・・

 PC コーナーの奪回とマシンの更新には、時間と忍耐が必要です。そしてお金も・・・

USBメモリーから起動2010/05/14(金)

 インストール後に、早速 USB メモリーから Ubuntu 10.04 を起動してみました。ブートセレクターで起動する OS を選びます。一番上に LINUX のカーネルが表示されています。下のほうには Windows XP も・・・

 まずは Ubuntu を起動してみます。早いと言われていますが、どうでしょうね。Enter キーを押してから暫くの間、暗黒の画面が続きます。ひょっとしてハングしたのか・・・
 30秒後にカーソルが点滅し、何やら文字が表示されたと思ったら、すぐに GNOME のデスクトップ画面が表示されました。(よかった)

 アップデート・マネージャで早速アップデートです。リリースしたばかりなのに、ずいぶんたくさん項目が出ていました。これが結構時間が掛かります。

 画像処理定番の GIMP が入っていなかったので、「アプリケーション」>「Ubuntu ソフトウェアセンター」から探してインストールしました。再起動すれば認識されます。
 GIMP 2.6 の日本語化は、ほぼ完成していて、メニューを開いても戸惑うようなことはありません。サイトを探してインストールするよりも、「Ubuntu ソフトウェアセンター」から引いてきたほうが簡単です。

 フル HD の画面は広いですね。ツールボックスを表示したままで、2画面は開けます。試しにハードディスクに保存してある JPEG 画像を開いてみました。
 Photoshop とはメニューの表示が多少違うものの、操作の感覚はほぼ同じです。慣れればそれなりに使えそうです。

 これだけの機能を備えたソフトが、OS も含めてタダだなんて夢みたいです。パソコンを何台も持っている人にとっては、ずいぶん有難い話ですね。
 とりあえず USB メモリーから起動するようにしましたが、少し使ってみていけそうなら、ハードディスクにインストールしたいと思います。ほかに USB メモリーから起動できる PC は、いまのところないことだし・・・
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