2010/05/13(木)UbuntuをUSBメモリーに

 Ubuntu 10.04 の日本語 Remix CD を焼いたものの、デモ画面だけでは不完全燃焼です。CD からの起動は何かにつけて遅いし、アプリケーションの機能に制約があるし・・・

 そこで、USB メモリーにインストールしてみることにしました。これなら現在のシステムを変更せずに、Ubuntu を使うことができます。手元に 2GB のものが転がっていたので、それに入れることにしました。
 「システム」>「システム管理」>「スタートアップディスクの作成」で、インストール CD を USB メモリーに変換できます。ただし、このやり方は CD ドライブを持たないノート型の HDD にインストールするための方法です。

 USB メモリーから起動するためには、インストーラーを立ち上げて、「ディスク全体を削除してから使用する」にチェックを入れます。ハードディスクの代わりに USB メモリーにインストールするわけです。(くれぐれも指定する「ドライブ」を間違えないように・・・)
 ディスクの容量が足りない・・という警告が出ました。2.4GB 以上が必要だと言います。確か 2GB あればよかったような・・・

 そのまま続行したら案の定、インストールに失敗してしまいました。2GB というのは、インストールディスク(Desktop 版)を USB で作るときの話でした。
 気を取り直して、今度は 4GB の USB メモリーで再チャレンジです。インストール先を慎重に指定してから進めます。

 「インストール準備完了」の画面が出たところで、右下にある「拡張…」ボタンをクリックします。(ここが肝心)
 ここでブートローダーをインストールするディスクを USB メモリーに指定します。これをやらないと、ハードディスクのブートローダーが書き換えられ、USB メモリーを挿し込んだ状態でないと、XP が起動しなくなってしまいます。

 インストールは無事完了。BIOS の設定で、ハードディスクよりも先に USB ディスクが起動するように変更します。
 USB メモリーを挿し込んでいないときは、XP が起動します。挿し込んでいるときは、USB メモリーのブートセレクターが働いて、起動する OS が選べます。

2010/05/12(水)Ubuntu 10.04を体験

 LINUX のディストリビューションのひとつ Ubuntu 10.04 の日本語版がリリースされました。GW中には・・とのアナウンスでした。見たら5月5日となっていたから、予告どおりでしたね。

 事務所のパソコンを自宅に移植する関係で、インストールは後日するつもりでしたが、早く試してみたい衝動にかられて、インストール CD を作ってみました。
 Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD です。
 ダウンロードは、Ubuntu Japanese Team ニュース でサイトが紹介されています。

 前回(9.10)同様、CDBurner XP を使って ISO ファイルを CD に焼こうとしましたが、「ディスクの容量が不足しています」ときました。ISO ファイルのサイズは 699MB、CD-R の容量は 702MB です。おかしいな?
 別のソフト(Img Burn)でやったら、スンナリ焼けました。原因はバッファの容量か何かですかね。もしだめなら、Img Burn を使って、ハードディスク上に仮想ディスクを作るつもりでしたが、せずに済みました。

 例によって、インストールはせずに、デモ画面を表示させます。うーむ、これが新しい Ubuntu か・・・
 いいまで LINUX は、旧マシンに入れた Ecolinux だけです。ほとんど使っていないから、いままでと較べてどうとかいう感想はないですね。
 Firefox を起動させたら、デフォルトは Google でした。一時 Yahoo! になるとかいう話がありましたが、元の鞘に収まったようです。

 アプリケーションは、定番の Open Office が入っています。マイクロソフトの Word や Exell と互換性があるフリーソフトです。
 ゲームの数が少ないのはいいとして、GIMP が外れていました。何か事情があったのでしょうか?
 Photoshop に代わるソフトとしては、GIMP が代表格だと思いますが・・・

 ウインドーを閉じるときのボタンが左上というのは、マックぽいですね。マックの真似と言われないように、Windows は右上にしたフシがあります。左上が「正統派」なのかもしれませんね。

2010/05/11(火)次のマシンもAMD?

 CPU を消費電力の少ないタイプに取り換えて、家内専用マシンに移植するのはいいとして、手元に Phenom Ⅱ X2 が余ります。
 どうやら次のマシンも AM3 になりそうな雰囲気です。ケースは ATX 仕様だから、マザーボードは Micro ATX に拘る必要はありませんが・・・

 ハードのスペックはともかく、Windows と LINUX の「二刀流」でいくか、Ubuntu 10.04 だけにするか迷うところです。二刀流ならハードディスクは別々にしたいし・・・
 Windows を入れるとなると、現時点では Windows 7 でしょうね。DSP 版の Professional です。CPU 以外のパーツを何点か買うときに一緒に購入できます。DSP は 32bit 版と 64bit 版が別です。選ぶなら 64bit 版でしょう。認識できる拡張メモリーの容量が違います。

 マイクロソフトのボリュームライセンスを取得するかどうかは未定です。DSP 版を購入した場合は、90日以内に登録しないといけません。手続きの時間的ロスを考慮すると、2ヶ月半ちょっとです。
 通常は、仮想環境でも別に1ライセンスが必要です。SA 権を取得しておけば、最大4本まで同一マシンの仮想環境で利用できます。仮想環境を構築する気がないのなら、ボリュームライセンスは必要ない気もしますが・・・

 Windows 7 を入れるなら、Ubuntu を USB から起動するのもひとつの方法です。後日システム変更したときに、ブートローダーの書換えなど、余分な作業が発生するのを回避できます。
 事務所と自宅に同等の PC 環境があれば、ポケットに常時 USB メモリーを入れておくだけで、OS を共用することが可能です。
 家内用の PC をちょっと拝借・・というのもアリですね。

 かくして、PC コーナー奪回作戦は、着々と進行しつつあります。あとはタイミングと、予算です。(これが重たい)
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