2011/12/29(木)デジタルからプラチナプリント
プラチナプリントは、常識的には銀塩フィルムの原板を密着焼きして作りますが、デジタルデータからネガ原板を作ることは可能です。つまりデジカメで撮ってプラチナプリントにできるわけです。
その話をすると、オヤジさん以下「長老」たちに、そんなのは邪道だ!と言われそうな気がして、ダンマリを決め込んでいるフシがあります。
私は邪道だなんて言いませんが・・・
デジタルネガというと、フィルムからデジタル化したデータや RAW データをイメージする人がいるかもしれません。実際にそういう言い方をする人もいます。
ここでいうデジタルネガとは、デジタルデータからインクジェットプリンターを使って、透明フィルムに出力したものを指します。この方法ならかなり大きなネガ原板が得られます。
プラチナプリントの印画紙は、感度が低いのと、露光に紫外線を使う関係で、引伸機で拡大プリントすることは無理です。密着焼きが原則です。銀塩にこだわると、バイテン(六つ切)のプリントにするのがやっとのことでした。
それがデジタルネガだと、 A3 はおろか A2 や A1 の巨大な原板が作れます。ここまで大きくなると、露光は太陽でしょうね。あとは現像バットをどうするかです。
デジタル化されたネガ原板では、プラチナプリント本来の持ち味を損なうのでは?との疑念がありますが、調べた範囲では、そんな心配は不要のようです。
黒の締まりと独特のトーンが、デジタル臭さを一掃するんでしょうね。先生の御曹司が目をつけたのは、そこかもしれません。