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2011年12月03日の記事

2011/12/03(土)ストロボの色温度

 室内でのストロボ撮影は、光の届く範囲にある被写体と背景との色温度差が気になります。電球色の照明なら室内らしい雰囲気が出ていいように思いますが、手前の人物は太陽光(約 5500 ケルビン)の発色です。

 スタジオ撮影で使うモノブロック型のストロボの中には、光量を落とすと色温度が下がるものがあります。電圧を変えて調光するタイプです。以前、あるメーカーの人に質問したら、変化は数百ケルビンとか言ってました。

 色温度が数百ケルビン下がる程度では、電灯光との色温度差はまだ2千ケルビンほどあります。ストロボ光の色温度が自由に変えられるといいのですが、クセノン閃光管を使っているうちは難しいでしょう。ストロボの前に LB フィルターを貼り付ける技法は、まだ「現役」のようですね。

 ストロボ光だけで撮影する場合は、数百ケルビン下がると発色に影響します。カメラ側で色温度の設定を変えるにしても、多灯で撮影するときは、なるべく同じ色温度で揃えるよう注意が必要です。
 電圧制御でなくコンデンサー(容量)制御のものは、色温度の変化はほとんどないようです。その代わり製品価格は高めです。

 業務用途のストロボは、パラソルやソフトボックスなど周辺パーツと併用するので、発光部自体の色温度よりも実質的に低めになります。LB フィルターで補正するか、デジタルカメラなら色温度の設定を変えて調節します。
 それでも「5000 ケルビン以上は欲しい」との声をよく耳にします。微妙な色の濁りやズレが生じるからでしょう。

 アマチュア用の外付けストロボは、一般的に色温度がやや高めです。しかも使用条件によってかなり変化します。スナップ撮影を前提にしているせいか、あまりシビアではないようです。
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