2011/12/17(土)写真電球はいま?
東芝はずいぶん前に製造を打ち切り、パナソニック(ナショナル)も一部を残すのみとなりました。まだラインナップを揃えているのは、岩崎(アイランプ)くらいです。
フィルム時代には、写真用レフランプは手軽に使える便利な照明でした。とくにタングステンタイプのフィルムとの相性がよく、コマーシャルスタジオから写真館まで、広く使われていました。
「酸化セリウム」の先生もご愛用です。スタジオには常時何個か置いてあります。コマーシャルから足を洗ってからは、あまり実用されていないようですが・・・
デーライト用のブルーランプは使いません。もしデーライトタイプのフィルムで撮る場合は、LB フィルターで補正します。理由は、使っている間にブルーランプの青みが抜けるからです。
ブルーランプは、使い始めのころは青みが強すぎるくらいですが、段々色が薄くなって、切れる頃にはかなり黄色っぽくなります。ネガならともかく、リバーサルには不向きです。
ブルーでないタイプも使用時間と共に色温度が変わります。タングステンタイプのフィルムに 3400K と 3200K があったのは、電圧のほかにタマの新旧で色温度が違ったからでしょう。
先生がよく使っていたのは 300W の白タマ(ブルーでないやつ)です。500W はほとんど使いません。タマ数が多いので、500W だと何回路も必要になります。ヤケドのリスクも高いことだし・・・
写真用のレフランプは、安定して使える定格寿命が短くなっています。それでも先生は「一生ものだ」と言ってました。セッティングのときはスライダックで電圧を落としておいて、測光するときとシャッターを切るときだけ定格電圧に戻します。この使い方なら、相当長く持つでしょうね。