2011/12/15(木)電球形のLEDライト
家庭での使用では、対応器具に汎用性があるので、20W 直管の AAA 蛍光灯よりも取り扱いが簡単です。
調べた範囲では、演色性の点での優位性はなさそうです。一般市販品の平均演色評価数は Ra70 台です。三波長の電球形蛍光灯(Ra84)よりも劣ります。
青色 LED に黄色蛍光体を組み合わせた白色 LED は、分光分布図を見るとネッシーみたいな形をしています。450nm あたりのピークが首で、570nm を頂点とした小山が胴体です。見た目は白でも青み成分が強く、赤みが欠けているのがわかります。
黄色蛍光体のほかに赤色蛍光体を加えるとか、三原色の LED を組み合わせて白色にするなど、様々な試みがされています。なかなかフルスペクトルにはならないみたいですね。
そんな中で Ra97 以上を達成した電球形 LED があります。CCS (本社・京都)から出ている自然光タイプです。色温度は 5000K。美術館向けに 4000K も受注生産するそうです。
分光分布図を見てみると、400nm あたりに低めのピークがあるほかは、なだらかな曲線になっています。620nm から 700nm にかけて直線的に落ちているので、赤み成分はやや少ない感じです。
どういう仕組みで高演色性を確保したのか、詳しい説明はありませんでした。少なくとも青色ダイオードと黄色蛍光体を単純に組み合わせたものでないことは想像できます。
1個買ってバラしてみればわかるかもしれません。 いくらくらいするのか調べたら、約9千円でした。同じエジソンベース(E26)で 100W 相当の一般品と比べて約2倍のお値段です。
これを高いとみるか、それとも安いとみるか・・・ (安くはないわね)