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2011年12月11日の記事

2011/12/11(日)写真が趣味ならAAA管

 蛍光灯にはいろんな種類があります。形が合っていれば何でもいいという人もいますが、白色系か電灯色かくらいは意識していると思います。買ってきたあとで、「なんか黄色っぽい」という人もたまにいますが・・・ (うちの家内か?)

 写真が趣味の人は、蛍光灯は色評価用の AAA (スリーエー)管がお奨めです。私も事務所の照明は AAA 管を使っています。ただし、サークル形はありません。40W と 20W の直管だけです。
 家庭内での使用だと、20W 形の蛍光灯スタンドになると思います。写真の色検定だけでなく、ちょっとした小物の撮影にも利用できます。器具のほとんどはデスク用です。ダボを付けてライトスタンドに取付けられるように加工しておくといいでしょう。

 国内で入手しやすいのは、パナソニック・日立・東芝ライテック・三菱オスラムなどです。昼白色(N-EDL)と電球色(L-EDL)があります。写真の色評価に使うのは昼白色で、色温度は 5000 ケルビンです。
 街の電器店や家電量販店の店頭には、まず置いてないと思います。通販サイトを見たら千円以下で売られていました。
 20W 管はスタータ形のみですが、40W 管にはラピッドスタート形もあるので灯具を確認しておきます。

 パナソニック N-EDL の分光分布図を見ると、400~440nm と 550nm あたりに輝線スペクトルがあります。東芝のほうも似たような分布図です。若干ですが写真に青緑色が載るのは、このせいです。眼には感じません。

 一般タイプの昼白色蛍光灯だと、フィルムでもデジタルでもかなり緑っぽい発色になります。フィルター補正するかホワイトバランスを直すかしても、きちんと再現できない色があるので写真には不利な照明です。
 AAA 蛍光灯はフルスペクトルなので、とくにシビアな撮影でない限り問題なく使えます。

 美術館や博物館は、紫外線をカットした光源を使います。東芝ライテックや三菱オスラム製で末尾に NU の記号がついたタイプがそれです。分光分布図を比べてみると、400nm あたりの輝線スペクトルが、かなり抑えられているのがわかります。こちらのほうが写真向きですね。
 日立はすべて NU タイプのようですが、ラピッドスタート形(40W 管)のみ供給しているメーカーもあります。20W 管で紫外線カットタイプにしたいなら、購入前にチェックしておいたほうがいいでしょう。
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